南方の豪雨広西チワン族自治区150万人被災

2020-06-12 12:32 CRI

　6月1日から、中国南方地域は洪水期に突入し非常に強い洪水が発生しています。その中で、広西チワン族自治区、桂林、河池、柳州など9つの都市が最も深刻な洪水災害に見舞われました。初歩的な統計によりますと、洪水災害により、広西チワン族自治区で延べ145万9千人が被災し、6人が死亡、3人が行方不明となっています。また、22万1千人が緊急避難し、8万9千人が緊急生活救助を必要としており、900軒余りの家屋が倒壊し、1万4千軒が異なる程度の被害を受けました。また、農作物の被災面積は9万4200ヘクタールに達したということです。

　中国の国家洪水旱ばつ対策総指揮部は7日、洪水対策緊急措置レベル4を発動し、活動グループが広西チワン族自治区に赴き洪水防止対策を展開しました。

　また11日、洪水の状況に合わせ、中国応急管理部門と国家食糧・物資備蓄局は緊急にテント3千、折りたたみ式ベッド3千を調達し、救済作業をサポートし、災害地区の民衆生活の保障に努めているとのことです。（雲、CK）