北京
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6月5日は世界環境デーです。今年のテーマは「自然を愛し、一刻の猶予も許さない」です。中国の習近平国家主席は、地球生態環境を守るという理念の重要性を繰り返し強調してきました。
中国東部浙江省杭州市にある西渓国家湿地公園は、中国で最初の国家湿地公園です。今年3月31日、習主席はここを視察し、「湿地にとって、原生状態が何よりも大切で、過度なビジネス開発や個人施設の建設などは禁物である。大衆の憩いの場にしなければならない」と強調しました。
さらに4月21日、習主席は陝西省安康市老県鎮蒋家坪村の女媧鳳凰茶業現代モデルパークを訪れ、茶園に入り、お茶の成長状況を視察し、茶農家の人々と親しく交流しました。同モデルパークは、貧困脱却の関連プロジェクトに組み込まれています。優れた環境は経済効果をもたらし、現在100世帯もの貧困家庭がここで働くことにより、一人当たりの年収が1000元以上も増えました。
2019年の世界環境デーのメインイベントは浙江省杭州市で行われました。その際、習主席はお祝いのメッセージを送り、「全世界に生態文明を構築し、グリーン、エコ、持続可能な発展の促進に向けて、各国の連携が必要である」と綴りました。(閣、CK)