北京
PM2.577
23/19
報道によりますと、米国務省の報道官は9日、世界保健機関(WHO)は今年1月14日、新型コロナウイルスは「人から人への感染」が報告されていないとした声明を発表しましたが、国際社会はこれに関する台湾の情報を入手できなかったため、米はこれに強い良い不安を感じるとしました。これについて、外交部の趙立堅報道官は10日北京で開かれた定例記者会見で、「WHOは、中国による『人から人への感染』を確認したという発表を受け、現地調査を行ってから直ちに情報開示をした。いかなる責任感ある国も組織も、十分かつ有効な証拠がないままで、軽率に結論を出すことはない」と答えました。
また「米は、国際社会が台湾の情報を入手できなかったと称したが、こうした言い方は事実にそぐわない。台湾同胞は我々にとって血肉を分けた同胞なので、中央政府ほど台湾同胞の健康福祉のことを重要視する人はいない」と強調しました。
さらに、「我々は米に客観的事実と国際世論を尊重し、エネルギーを自国の感染症対策に集中させてほしい。中国は今後も国際社会と共に、これまで通りにWHOの活動を支持し、WHOが感染症対策の国際協力で引続きリーダーシップを発揮していくよう支持していく」と示しました。(雲、Yan)