北京
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外交部の華春瑩報道官は3日、北京での定例記者会見で、「未曾有の感染拡大を前に、理性的かつ冷静で、前向きかつ積極的な声により多く耳を傾ける必要がある」と述べました。
4月2日、アジア太平洋の国際問題の専門オンライン雑誌『ザ・ディプロマット(The Diplomat)』に100名以上の中国学者が連名で米社会各界に宛てた公開書簡が掲載されました。書簡は人類運命共同体の角度から、グローバルな団結と協力を呼びかけています。これについて華報道官は「一部国家の政府要人はこの公開書簡に積極的な反応を示している。今回の感染症は未曾有なもので、中国は、感染拡大の影響を受けた他の国と同じく、ウイルスの被害者である。世界中の人々が団結し協力してこそ、ウイルスとの戦いに早期に勝利を収め、人々の生命の安全と身体の健康を最大限に守ることができる」と述べました。さらに、「国際社会、とりわけ米国の社会各界にこのような冷静的かつ前向きで積極的な声を多く発信してほしい」と期待を寄せました。(Lin、Yan)