北京
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23/19
外交部の華春瑩報道官は3日、北京での定例記者会見で、米国の一部政治屋に感染症に付け込んで政治的な議題を操って中国を中傷したり、汚名を着せたりするのを直ちに停止するよう促しました。
米国務省の「世界信教の自由」担当のサム・ブラウンバック大使2日、「中国は宗教信仰の問題で、百万人を含む新疆のイスラム教徒を含む大勢の信者を拘束し、新型コロナウイルス感染症が拡散する中、これらの『宗教犯』を直ちに釈放してほしい」との発言をしました。これに対し、華報道官は「これは全くの出まかせである」と批判しました。
華報道官は「中国が感染症の予防と抑制に払った努力と収めた成果は国際社会に認められている。これはイスラム教徒を含む中国人民の生命の安全と身体の健康を守っており、グローバルな公衆衛生上の安全保障に貢献してきた。しかし、ブラウンバック氏を含む一部の米国政治屋はこうした事実を顧みず、またそれを直視する勇気すらない。中国にはいわゆる『宗教犯』が存在しておらず、百万人以上のイスラム教徒が拘束された話は全くの出まかせである」と非難しました。
さらに、ラウンバック氏らの米政治屋に、感染症に付け込んで政治的議題を操ったりすることを直ちに停止して、自国の感染拡大防止に専念するよう求めました。(Lin、Yan)