北京
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23/19
習近平国家主席は17日、北京で、パキスタンのアルヴィ大統領と会談しました。習主席は、現在、新型コロナウイルス感染症が世界の複数の場所で拡散していることを受け、「各国は呉越同舟、手を携えて予防抑制に取り組むべきである。中国は感染症の世界範囲での拡大を防止するために一層貢献し、引き続きパキスタンに支持と援助を提供したい」と述べました。
習主席は、「国際情勢がいかに変化しても、中国は終始パキスタンと共に歩む」としたうえで、引き続きパキスタンが国家独立、主権、領土保全を維持することや、パキスタンが自国の国情に合致する発展の道を歩むことを支持する意向を示しました。また「双方は重点分野とプロジェクトの協力を推進し、中パ経済回廊を『一帯一路』の質の高い発展のモデルプロジェクトにするべきである」と述べました。さらに、「国際と地域の事務における意思疎通と協力を強化し、共に世界と地域の平和、安定、安全を維持していく」と強調し、中国が引き続きパキスタンのサバクトビバッタの大量発生(蝗害)対応に支援を提供していくことも示しました。
これに対して、アルヴィ大統領は、「災害を前に、中国共産党と中国政府は卓越した指導力と強大な動員力を示した。中国の経験とやり方はその他の国に有益な参考となる。パキスタンは中国と、密接な往来を保ち、協力を深め、パ中経済回廊を着実に建設したい」と述べました。(玉華、CK)