北京
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貧困地域で作られた農産物や加工品の販売促進により、地元の経済向上につなげていくという「消費による貧困扶助」の関連行事の始動式が18日、北京消費貧困扶助双創センターで行われました。旧正月の年越し準備に向け、「消費貧困扶助直通車」などの新しいプラットホームの導入により、チベット、青海、内蒙古などの高原地帯で作られた無公害食品、緑色食品および有機食品を市民の自宅まで届けるサービスが始まりました。
北京市支援協力促進会の関係者によりますと、北京市は「消費による貧困扶助」のモデル都市を目指して、市内に「消費貧困扶助双創センター」を創設し、貧困地域産の特色ある商品の北京進出を支援しています。貧困地域産の農産物や加工品を専門に扱うマーケットとして、同センターは全国で先駆けて整備された大型市場となります。2019年、同センターは年間4億9000万元の売上を作ったほか、商品が同センターで売れたことがきっかけとなり、売上177億元余りに上る各地の貧困地域産の関連商品が北京で販売されました。
(閣、Yan)