北京
PM2.577
23/19
このほど、中国の高齢者向けサービス分野で初めての強制性を持つ基準として、「老人福祉施設サービス安全基本規範」が公表されました。民政部の高暁兵副部長は13日、国務院が開いたブリーフィングで、「この基準により、老人福祉施設サービスにおいて守られねばならない安全の限界が明確になった。これにより、高齢者向けサービスシステムの基本形成がなされた」と述べました。
データによりますと、現在、中国の高齢者人口は2億5000万人で、世界最大規模かつ、世界最速で、持続時間が最も長い高齢化プロセスに直面しています。今回公表された基準の枠組みは7つのパートからなり、その中には「基本要求」、「安全リスク評価」、「危険予防と対処」、「管理要求」などが含まれます。そのうち、「危険予防と処理」のパートでは、食べ物がのどにつまること、褥瘡(床ずれ)、ベッドからの落下といった危険を予防し、対処することについての要求が明確化されました。(玉華、謙)