北京
PM2.577
23/19
外交部の華春瑩報道官は11日に北京市内で行った定例記者会見で、「軍縮問題について中国は、米国が中国をいつもあげつらって自らの責任から逃れたり転嫁したりすることに断固反対する」と表明しました。
報道によれば、ポンペオ米国務長官はこのほど、ロシアのラブロフ外相との会談後の記者会見で「軍縮対話を拡大し、中国も組み込むべきだ」と発言しました。これに対し華報道官は、「これまで何度も表明したように、中国はいわゆる『中米露三カ国軍縮交渉』に参加する意思はない。この立場は極めてはっきりとしており、ロシアを含む国際社会も理解している。米国側が軍縮問題について絶えず中国を取り上げることは、自らの責任から逃れ転嫁することが目的だ。中国は断固として反対する」と明言しました。さらに、「世界で最大規模、そして最先端の核兵器を持つ国として、米国はその特別な軍縮責任を着実に果たすべきだ」と述べました。(Lin)