北京
PM2.577
23/19
香港特別行政区の司法官が英国で襲撃されたことを受けて、外交部の耿爽報道官は15日、北京で行われた定例記者会見で、「中国政府は、これについて強い憤慨を表すとともに非難する。この事件を徹底的に調べ、全力を挙げて容疑者を処罰するよう英国側に求める」と表明しました。
鄭若驊司法官は14日に英国のロンドンを訪問した際、顔を覆い隠した人たちに包囲されて押し倒されました。その際に鄭司法官は負傷し、現在は病院で手当を受けているということです。
耿報道官は、また「中国に反対し、香港を混乱させる反乱分子は暴力による違法者であることが証明された。公然と特別区政府高官を傷つける行為を制止し、厳しく処罰していかなければならない。見過ごしてしまえば、香港の繁栄と安定をひどく破壊していくだけでなく、英国を含めた国際社会をも妨害することになるだろう」と述べました。
耿報道官は、さらに「英国の政府要人が香港に関する問題で白黒をはっきりさせようとしたことは、今回の襲撃事件が英国で起きた原因の一つだと思う。我々はこの事件を徹底に調べて容疑者を捕まえるよう英政府に求めた。英国はこれから発言に注意し、再び間違ったメッセージを発信しないよう求める」と中国政府の要求を示しました。(藍、星)