北京
PM2.577
23/19
ブラジルの首都ブラジリアでまもなく第11回BRICS首脳会議が開催されます。南アフリカにあるヨハネスブルグ大学アフリカ・中国研究センターの責任者で孔子学院の南アフリカ側院長を務めるモンヤエ氏は取材を受けた際、「BRICSメカニズムは発展途上国のために強い声を発している。多国間貿易を擁護し、多くの発展途上国の利益を守ってきた」と述べました。
同氏はまた、「BRICS最大の経済体である中国はBRICS協力メカニズムできわめて重要な役割を果たしている。中国は資金面の支援と知識の保障を提供しただけでなく、科学技術発展のコア分野で戦略的な支えとなった」としました。さらに、1978年に改革開放政策が実施されて以来中国が収めてきた大きな発展の成果、とりわけ経済の再建と改革、8億人の貧困脱出などを高く評価した上で、「BRICS諸国にとって良い参考になる」と強調しました。
中国とアフリカ国家の協力について同氏は「中国の投資によってアフリカの発展は大きく促され、アフリカの『アジェンダ 2063』の発展プロセスが推進されることで、包摂性のある持続可能な成長が実現できるだろう」と示しました。(Mou、謙)