米国、中米技術交流への制限を中止すべき＝外交部

2019-10-24 20:05 CRI

　外交部の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で、「米国の政策制定者が理性の声に耳を傾け、中米科学技術交流を制限するような誤ったやり方を中止すべきだ」と語りました。

　先日、米国のシンクタンク、戦略国際問題研究所が『戦略競争時代の科学研究協力』をテーマとした報告書を発表しました。その中で、「米国が『国家の安全』を理由に中米科学研究協力に制限をかけることは冷戦時代の考え方の延長である。科学研究の開放と国家の安全の間でバランスをとるためにも、米政府は私営機構と大学の科学研究機構との協力を強化すべきである」と分析しています。

　これについて、華報道官は、「米科学界が政府のやり方に憂慮を示すのは、決して初めてのことではない。科学技術協力の強化は、両国の民意に順応し、双方の共同利益に合致する」と語り、「21世紀において、国際協力が科学技術発展にとって必然なものであり、人文交流は阻止できない時代の潮流である」と強調しました。（李、星）

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