北京
PM2.577
23/19
米CNNなどの報道によりますと、「米大統領補佐官のピーター・ナバロ氏が自身の反中国著書で多く引用した専門家は、捏造の人物であった」ということが、オーストラリアの学者が調査で突き止められました。これに関して、ナバロ氏本人も承認しました。
この件に関して、外交部の華春瑩報道官は22日北京で開かれた定例記者会見で、「人間にはベースラインがあり、物事にはルールが不可欠である。米側の一部の人にいち早く理性に戻るよう期待している」と述べました。
華報道官は「国際社会を騒然とさせた事件だった。米国内では、私利あるいは政治的なことから、最低限のこともまもらずに、なりふり構わず、中国の顔に泥を塗ろうとする人がいることを反映している。でっち上げを売りにして、あるいはそれを政策作成の根拠にすることは大変危険なことである。正常な国際関係と秩序にインパクトを与え、脅威をもたらすだけではなく、長い目から見れば、最終的にアメリカ自身の利益をも損なってしまう」と述べました。
華報道官はまた、「米国がウソをでっち上げたことでイラクやシリアなどを標的に、戦争をしかけた。現在は、新疆にせよ、香港問題にせよ、ファーウェイの5Gと『一帯一路」せよ、米側が引き続きウソをでっち上げ続けている」と指摘しました。
その上、華報道官は「人間にはベースラインがあり、物事にはルールが不可欠である。米側の一部の人にいち早く理性に戻るよう期待している。ジャーナリストも含めて、国際社会がそこから教訓をくみ取り、米側の一部の人が推し進めようとする観点や言説に対して、しっかりと認証し、見極めておく必要がある」と強調しました。(Yan)