北京
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23/19
シンガポール人民行動党書記長で、シンガポール政府のリー・シェンロン首相は大統領官邸で11日、陳敏爾中国共産党中央政治局委員・重慶市委員会書記と会見しました。
陳書記は「習近平国家主席と閣下が、時代とともに進む全方位的協力パートナー関係を共同で決定し、両国関係を新たな段階へと導いた。中国はシンガポールとともに『一帯一路』のハイクオリティの整備を行い、多国間主義を擁護し、地域の安定と発展を促していきたい」と述べました。さらに中国共産党とシンガポール人民行動党の関係について、「交流協力を強化し、双方関係の発展に新たな貢献をなしていくと表明するとともに、両国指導者の合意の実行に前向きに取り組み、中国・シンガポール(重慶)戦略的相互連携のモデルプロジェクトと国際陸海貿易新ルートの整備をしっかりと推し進めていく」と示しました。
これに対してリー首相は「一帯一路」の建設をあくまでも支持し、中国発展のチャンスを共有することに期待を示しました。それとともに、「両国与党の交流、相互参考を強化し、両国関係を安定して発展させ、両国民やこの地域に利益をもたらしていきたい」としました。(Mou、星)