北京
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左:何超瓊会長、右:伍淑清顧問
スイスのジュネーブで9日、国連人権理事会第42回会議が開幕しました。香港の婦女連合協進会の何超瓊会長や伍淑清顧問がNGOの代表として出席し、10日と11日にそれぞれ演説をします。2人は、国際社会に香港の真実を伝え、暴力を収束させて早く落ち着いた状態にしてほしいとの市民の声を述べる予定です。
何会長が国連人権理事会に提出した演説の原稿は、「香港の真相」といったタイトルで、「ごく一部の過激なデモ隊は750万人の市民を代表できず、ここ数カ月間の組織的で計画的な暴力事件を市民が許したことはない」と示されています。
何会長は9日、現地で取材に応じ、国連の場で演説をすることについて「国際社会に香港の真実を知ってもらい、暴力を収束させて早く落ち着いた状態にしてほしいとの市民の願いを表すため」と述べています。
今回、何会長と伍顧問が人権理事会で演説をすると発表されたことを受け、香港ではネット上で身の危険を感じさせるような過激な言葉も見られますが、2人は声を出すと決めたことは後悔していないと述べています。(Mou、森)