北京
PM2.577
23/19
ここ数年、北京は一連の大気汚染改善措置に取り組んできた結果、大気質が継続して改善され、青空の日数が大幅に上昇しました。
北京市生態環境局がこのほど発表したデータによりますと、北京市の8月の微小粒子状物質(PM2.5)の平均濃度は1立方メートルあたり23マイクログラムで、1月から8月までの平均値が1立方メートルあたり42マイクログラムとなり、それぞれ過去最低を記録しました。
これについて、生態環境局の于建華副局長は、「エネルギー構造における再生可能エネルギーのシェアの向上、モーダルシフト、産業構造の最適化と高度化の促進など、北京市が進めてきた大気汚染の改善活動が大気質の改善に繋がった」と表しました。
于副局長はその具体的な内容として、「汚染物質の源と末端管理に重点を置き、処理施設の整備による排出削減から生産過程の管理強化による排出削減を併用するようになった。石炭、自動車、工業、工事現場の砂塵などの重点分野に焦点を絞り、大気対策の継続的な実施、汚水処理と再生水利用による飲用水の安全保障、農業用・工業用土壌環境の安全確保といった空、水、土の三大分野における対策を一斉に行った」と述べました。(怡康、星)