北京
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23/19
先進7カ国首脳会議(G7サミット)の「首脳宣言」にイラン核問題に関する内容が盛り込まれたことを受けて、外交部の耿爽報道官は27日北京で、「イラン核合意にとってプラスとなる全ての動きを支持する」との姿勢を示しました。
26日に閉幕したG7サミットの成果をまとめた「首脳宣言」は、イラン核問題に関して、「核兵器保有を認めず、地域の安定化を求める」という二つの目標実現に向かうことで各側の意見が一致したとしています。これについて耿報道官は「中国は、情勢の緊迫化を対話によって緩和するよう主張し続けてきた。今後も各国と共に核合意の擁護と履行に努め、イラン核問題の政治的解決を促し、湾岸地域の緊張緩和のために建設的な役割を発揮したい」と表しました。(怡康、謙)