「シルクロード・トップブロガー北京ツアー」がスタート

　20日午前、「2019今日を見よう・新中国成立70周年シルクロード・トップブロガー北京ツアー」の開幕式が北京国際園芸博覧会の同行広場で開かれました。「一帯一路」沿線の13カ国のトップブロガーたちは延慶区をスタート地点として、世界に北京のイメージ、中国の声を発信する旅に出かけました。

開幕式の様子 撮影：阮紅軍

　このイベントは北京市人民政府報道弁公室の主催によって開かれ、23日まで行われる予定です。開幕式には徐和建北京市共産党委員会宣伝部副部長兼北京市人民政府報道弁公室主任、北京国際園芸博覧会事務協調局の葉大華副局長、CRIオンラインの蔵具林代表取締役会長らが出席して、挨拶しました。また、北京冬季五輪組織委員会報道宣伝部の呂欽副部長、延慶区共産党委員会宣伝部の黄克瀛部長も開幕式に出席しました。

徐和建北京市共産党委員会宣伝部副部長・北京市人民政府報道弁公室主任 撮影：阮紅軍

　北京は中国の政治、文化、国際交流、科学技術イノベーションの中心地です。新中国が成立してからの70年で、北京市の経済と社会発展は著しい成果を遂げています。徐副部長は、「このイベントは文明を促進する対話であり、交流を強め、学び合いを行う実践でもある。皆さんにはイベントを通じて、真新しい北京を実感してほしい。北京はイノベーションと創業が活発な都市だけでなく、数よりも発展の質の向上を重視する都市でもある。北京は国際的に一流のビジネス環境を有する開放的な都市、文化保護と発展の両立を求める都市、エコ発展の都市である。皆さんはそれぞれSNSを通じて、北京で見たこと、感じたことのシェアを希望する。また、北京を実感して、写真撮影、鑑賞から生き生きした北京、世界により立体化かつ多様化された北京を紹介してほしい。そして、『一帯一路』構想の普及を促進して、人類の運命共同体構築に力を入れてほしい」と期待を寄せました。

北京国際園芸博覧会事務協調局の葉大華副局長 撮影：阮紅軍

　葉副局長は、「2019年北京国際園芸博覧会は中国と世界各国の園芸文化が交流する絆であり、各国がエコ発展を実現させるための最新成果の共有でもある。さらに各国が園芸、持続可能な発展、経済貿易、人的・文化交流と互恵協力を深めて、『一帯一路』イニシアティブを促進する重要な行動である。皆さんは北京国際園芸博覧会の園内で中国園芸の物語を聞きながら、中国のエコ文明の成果を体験し、ここのエコ発展の理念を世界各地に伝えてほしい」と求めました。

CRIオンラインの蔵具林代表取締役会長 撮影：阮紅軍

　蔵会長は、「CRIオンラインは国家級の対外宣伝で最も重要なメディアであり、『一帯一路』文化交流の大黒柱である。2012年から今日に至るまで、我々は北京市共産党委員会宣伝部とともに首都の全国の政治的中心、文化の中心、国際交流の中心、科学技術イノベーションの中心という『4つの中心』をめぐって、国際的に一流の住みやすい都のイメージを積極的に紹介している。今年は新中国成立70周年であり、このイベントの開催4年目に当たる。皆さんには北京のエコ文明の建設と成果を知り、北京の長い歴史と文化の基礎、『一帯一路』イニシアティブに発生した活力を実感してほしい。それぞれの写真と言葉を通じて、客観的に世界にありのままの北京の魅力を示し、『一帯一路』建設に力を合わせ、ともに中国と世界の協力と発展の新たなページを描いていきたい」と期待の言葉を述べました。

UNESCO持続可能な発展センターのハンス・ドビラ（Hansd'Orville）首席顧問 撮影：阮紅軍

　トップブロガーの代表団はカンボジア、カナダ、インドネシア、イラン、ドイツ、ケニア、韓国、ミャンマー、パキスタン、ロシア、セルビア、タイ、トルコなど13カ国のシンクタンクの専門家、メディアの代表、有名作家から構成されています。国際連合教育科学文化機関（ユネスコ・UNESCO）持続可能な発展センターのハンス・ドビラ（Hansd'Orville）首席顧問は、「開催中の北京国際園芸博覧会は北京が国際的な大都市として、大きなイベントを催す際の一流の組織能力を物語っている。加えて2022年に開催予定の冬季五輪は、都市と国家能力を表す機会になる。その様子を待ち望んでいる」と述べました。

インドネシアの有名カメラマンであるハリアンディ・ハフィド氏 撮影：阮紅軍

　インドネシアの有名カメラマンのハリアンディ・ハフィド氏は初めて北京を訪れました。開幕式で、ハフィド氏は北京に来て撮った写真とその物語をシェアしました。

独中友好協会連合会会長（右）とCRIオンラインの何清副総裁 撮影：阮紅軍

　代表団は北京五輪組織委員会冬季五輪・パラリンピック展示センター、史家胡同博物館、中関村国家自主創新モデル区展示センター、798芸術区を訪れ、新中国成立70年、北京が首都として「4つの中心」の建設をめぐって、国際交流、エコ建設、国民生活サービス、文化の継承、イノベーションなどの分野における成果を体感します。（殷、星）