北京
PM2.577
23/19
このところ香港で発生している一連の暴力行為について、台湾の民進党が影で糸を引いているようにも思われます。是非をあべこべにした態度をとり、香港の暴力行為を来年行われる台湾の選挙に利用しようとしているようにも見え、またこの問題にかかわることにより、米国が中国を相手に進めている“イデオロギー戦”に応えようとしてるようです。また、デモ隊を支持することにより、台湾を発端に、香港そして大陸に向けて“色の革命”を送り込み、台湾の事実上の独立を狙っています。
これについて、中国社会科学院台湾研究所の劉匡宇研究員補佐は、「台湾の民進党が香港問題に波風を立てているのは、政治的な腹づもりがあるからだ。香港で6月にデモ行進が起こってから、台湾の民進党や当局は沸き立っており、台湾に逃亡した暴力行為の容疑者を『香港からの友人』であるなどとまくし立てている。また、暴力の支援に向けて物資を集めるといった行動にまで至っている。さらに、来年の選挙を念頭に暴力活動を利用し、台湾島内で『反中国』ムードを煽り立て、大陸側との対立を催している」との見方を示しました。
さらに劉氏は、「暴力行為の裏に米国と台湾の民進党が潜んでいることが明らかだ。民進党は、反中国で米国寄りの策を講じて、政治や軍事、経済などで、全力をあげて米国の政策や利益に合わせようとしている」と強調しました。(朱 森)