北京
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23/19
第7回クブチ国際砂漠フォーラムが内蒙古自治区のクブチ億利生態モデルエリアで開幕しました。今回のテーマは「グリーンの『一帯一路』、エコ文明の共同建設」です。国連のグテーレス事務総長がフォーラム宛に祝賀のメッセージを送り、中国の砂漠化対策を評価しました。
クブチ国際砂漠フォーラムは砂漠化対策をテーマとする世界で唯一の多国間フォーラムとして知られ、今回は、世界30カ国から政治家やビジネスマン、専門家、学者、メディアの代表が400人あまり参加しました。参加者は、砂漠化対策をはじめ、砂漠の生態に関する技術イノベーション、グリーン金融イノベーションと発展、生物多様性保護の推進などをめぐって対話と協議を行いました。
グテーレス事務総長はフォーラムに宛てたメッセージの中で、世界の生態環境整備における中国の多大な貢献を評価した上で、「クブチでの砂漠化対策は非常にいいモデルになる。将来的な生態環境問題と貧困問題の解決において参考になるだろう」としています。
また、開幕式に出席した国連砂漠化対処条約事務局のイブラヒム・ティアウ事務局長はそのあいさつで、「クブチでの砂漠化対策は非常に良いモデルである。アフリカでは、土地の砂漠化に悩まされている人が多く、クブチの技術支援を熱望している」と述べました。(ミン・イヒョウ 謙)