北京
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香港各界の人々が20日、「守護香港(香港を守ろう)」をテーマに、金鐘(アドミラルティ)の添馬(タマル)公園に集まり、香港の法治と安定を守ることを呼びかけました。
集会は午後5時から始まり、人々は「香港加油(香港がんばれ)」「警隊加油(警察隊、がんばれ)」「反暴力(暴力反対)」「保安寧(秩序を守ろう)」などのプラカードを掲げながら、「香港を守ろう」と、声を上げました。あわせて31万6000人が参加しました。
香港基本法委員会の譚恵珠副主任
この集会に参加した香港基本法委員会の譚恵珠副主任は現場で「暴力に反対し、香港を守ろう」と呼びかけ、「暴力などの手段は悪循環を生み、必ず自分に返ってくるものだ」と述べました。
中国香港スポーツ協会・五輪委員会の霍啓剛副会長
また、中国香港スポーツ協会・五輪委員会の霍啓剛副会長は「香港の精神は法治、秩序、文明である。暴力、口喧嘩、復讐ではない。この集会を終えたら各自の職場に戻り、仕事に励むことで、香港の未来のために尽くし、香港を守っていこうではないか」と述べました。
団結香港基金の盛智文理事
香港ではいま、各種暴力事件の発生によって国際的ビジネス都市としてのイメージが損なわれています。団結香港基金の盛智文理事は、「暴力行為を放置すれば、香港の繁栄と安定はダメージを受ける。香港人の正常な暮らしに影響を及ぼすだろう」と強調しました。(朱 謙)