北京
PM2.577
23/19
北京で8日、世界の大都市の大気汚染改善について話し合うフォーラムが開幕しました。関係筋によりますと、北京市の今年1月から6月までの微小粒子状物質(PM2.5)の平均濃度は、同じ時期の比較でこれまで最もよい1立方メートルあたり46マイクログラムでした。北京市はこれからも様々な環境保全対策を実施し、特に自動車の低排出化を進め、大型ディーゼル車を電気自動車に変えるなどして、来年には新エネルギー車の普及台数を40万台とするとのことです。
今回のフォーラムは、国連環境計画のほか、フランスのパリ、英国のロンドン、ドイツのベルリン、日本の東京、韓国のソウル、中国香港などの大都市や、米国のカリフォルニア州、イタリアのロンバルディア州といったモデル地域の、空気の質や気候変動の担当者が、それぞれの経験や計画、展望について説明し、北京の大気汚染対策の参考となるような経験を共有しています。(雲、森)