＜G20＞G20サミット控え、大阪で中国人文交流

　第14回主要20カ国・地域首脳会議（G20サミット）が28日と29日の２日間大阪で開かれます。開催を前に中国は大阪市で一連の人文交流活動を実施しました。

　22日には「中国アニメ・漫画の日本ツアー」が行われ、「お母さんを探すオタマジャクシ」、「大暴れ孫悟空」、「山水情」、「美しい森林」、「紅き大魚の伝説」、「白蛇：缘起」など130以上の作品を通して中国のアニメ・漫画が歩んできた70年を語りました。

　23日に開かれた中国図書展では「習近平 国政運営を語る」など、日本語や英語など各種外国語版の図書600点以上が出展され、中華文化と中国の発展を示しました。　25日には「開放型世界経済の共同構築」に関する国際フォーラムが中国社会科学院、チャイナ・デーリー、アジア開発銀行研究所、日中科学技術文化センターが共同主催によって開かれ、多国間主義を守り、開放かつ多角的な世界経済と人類の運命共同体の構築を求めました。

　また、26日からは大阪市立自然史博物館でトキ文化展が開かれ、中国・日本・韓国からトキに関する文献や実物資料、映像資料など数百点が出展されています。（ジョウ、星）