北京
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北京と河北省の張家口を結ぶ高速鉄道の「京張線」では12日、レール敷設が全線で終了しました。これからは軌道の微調整や電気化設備の取付、試験調整などを経て、9月に全線テストを迎え、年末までに開通する予定です。
京張線は北京北駅から清河駅、昌平駅、八達嶺長城駅、東花園北駅、懐来駅、下花園北駅、宣化北駅、張家口駅までの全長174キロの路線です。開通後、北京から張家口までの所要時間は1時間以内に短縮される見込みです。
また、張家口市と内蒙古自治区のフフホト市、山西省の大同市をそれぞれ結ぶ「呼張線」と「大張線」に連結することから、北京・天津・河北の協同発展を促し、西部地域との連結に重要な意義があるとみられています。
さらに、「京張線」は2022年北京冬季五輪の重要な鉄道幹線として、交通インフラの大きな役割を果たすと見込まれています。(Lin、星)