北京
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23/19
王毅国務委員兼外交部長は11日、北京で、中国を訪れているフィジーのイニア・バティコト・セルイラトゥ外相と会談しました。
王部長は会談で、「中国はフィジーとの関係を非常に重要視しており、発展への取り組みを結びつけていきたい。また、共に話し合い、建設し、シェアすることで、『一帯一路』協力を進めたい。さらに、自由貿易や多国間主義を擁護していきたい。中国は、太平洋の島国の地域で私的な利益はなく、いわゆる『勢力範囲』を求めない」と述べました。また「フィジーおよび他の島国とともに、各分野で交流や協力を強化して、共に発展し繁栄していきたい」と中国政府の立場を示しました。
これを受けてセルイラトゥ外相は、中国政府からの長年の支援に感謝の意を示した上で、「中国と全面的協力を深め、両国の戦略パートナー関係を新たなレベルへ引き上げていきたい」と述べました。(朱 森)