北京
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5月31日は世界禁煙デー、今年のテーマは「タバコと肺の健康」となっています。
中国疾病予防抑制センターがこのほど発表した調査結果によりますと、15歳以上の喫煙率は低下傾向にあり、禁煙を支持する人々の比率はさらに向上したということです。
首都医科大学の専門家は「中国には3億5000万人の喫煙者がおり、7億4000万人が受動喫煙にさらされている。この状況も、肺がんの発症率が高いことの重要な要因となっている」と述べています。
現在、北京市、上海市、杭州市、深セン市などの20都市で、公共施設内における禁煙に関する法規が公布されています。中国疾病予防抑制センターの調査結果によりますと、去年、15歳以上の男女の喫煙率は26.6%となっています。男性は50%が喫煙者で、女性の喫煙率は女性全体の約2%となっています。全体的に、過去の調査と比べると減少傾向が見られています。
専門家は、公共の場所での禁煙に関する立法を急ぐよう呼びかけています。(玉華、謙)