北京
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23/19
ジンバブエを援助するコメの受け渡し式が24日、ジンバブエの首都ハラレで行われました。今回、中国は1万165トンのコメを提供しました。これらのコメは同国の干ばつで起きた飢饉や、サイクロン・イダイの被害を受けた被災者の救済に用いられるということです。
中国とジンバブエはコメの受け渡し文書に調印
ジンバブエ公共サービス・労働・社会福祉相を務めるSekai Nzenza氏は式の席上、中国が提供した人道援助に感謝の意を表した上で、「2018年から2019年の農繁期にジンバブエでは持続的な干ばつが発生し、農作物の凶作と食糧の不足をもたらしている。中国が提供した援助はジンバブエの飢饉減少の行動に一助となり、生活貧困にあえぐ数多くのジンバブエの家庭がそのメリットを受けることになる」と語りました。
挨拶する商務部の銭克明副部長
中国商務部の銭克明副部長は挨拶で、「今回寄贈したコメはジンバブエ国民の需要や、同国の災害後の再建を援助するために提供するものである。これらのほかにもジンバブエの農業発展を支援していきたい。農業設備を提供するほか、農業モデルセンターの建設を援助し、専門家45人を派遣してジンバブエの若手農家たちに栽培技術を教えている」と述べました。(玉華、星)