北京
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上海協力機構(SCO)加盟国の外相会合に出席するためにキルギスを訪れている王毅国務委員兼外交部長は22日、ビシュケクでロシアのラブロフ外相と会談しました。
王外交部長は会談で、「激しく変わる国際情勢の中、ロシアと密接に意思疎通し、全面的に連携を強化し、国際関係の基本的な原則や両国の共通の利益を維持していく必要がある。両国は、SCOの各分野で協力を新たな段階へ引き上げ、新興国の地域協力機構の建設的な役割を果たしていきたい」と述べました。
これに対し、ラブロフ外相は「中国と連携して今回の外相会合で前向きなシグナルを出す必要がある。これは国連を中心とする国際体系を維持し、国際法を基盤とした国際秩序を守ることにつながる。両国は来月のビシュケクでのSCOサミットの成功へ連携強化すべきだ」と示しました。(HJ 森)