北京
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5月10日に行われた「ブランド強国戦略連盟」の創立式典(撮影:CRI肖中仁)
10日、3回目の中国ブランドデーを迎えるにあたり、中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)の呼びかけにより、千社以上の会員から構成される「ブランド強国戦略連盟」が北京で発足しました。この連盟は「中国製造」から「中国創造」への転換を後押しし、スピード重視の発展から質重視の発展への転換を促し、中国製品から中国ブランドへの育成を目標としたものです。
現在の世界では、20%の国際的な有名ブランドが80%の国際市場シェアを占有しており、ブランドの育成は業界をリードできるかどうかのカギとなっています。改革開放政策の施行以来、多くの中国企業が海外に進出し、一部の優れたブランドは世に知られるようになり、知名度や影響力も拡大し、世界における開かれた中国のイメージをアピールする重要な役割を担うようになっています。
とはいえ、世界の一流ブランド強国と比べれば、そこにはまだ大きな差が存在します。中国ブランドの成長スピードは経済成長から立ち遅れ、国際的知名度も実力も不足しており、今後一層の成長が期待されています。
こうした背景の下、中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)をはじめ、大手企業、大学、研究機関、業界団体などの1200以上の会員からなる「ブランド強国連略連盟」が発足したことは、将来の中国におけるブランド意識の確立を目指す動きとして、市場の期待を集めています(Lin、む)