北京
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北京市サービス業の開放を拡大する総合モデルスポットの促進会の様子
2019年北京国際園芸博覧会「北京デー」の開催を契機として、北京市サービス業の開放を拡大する総合モデルスポットの促進会が1日、北京で開かれました。この促進会は北京市商務局が主催したもので、閻立剛局長がこれまでの4年間の成果を紹介しました。
促進会で説明する北京市商務局の閻立剛局長
閻局長は、「モデルスポットは北京市サービス業のハイレベルな発展を加速させた。サービス業は国内総生産(GDP)の81%以上を占めており、サービス貿易の年平均の増加は10%を上回った。サービス業は経済発展の主導権を握るようになっている」と示しました。そして、「企業に対して、出資比率や市場進出条件、営業範囲の調整を通じて営業自主権を解放し、より良い営業環境作りに努めている。それにより、多元的サービスサプライの誘致を通じて、庶民の暮らしに豊かさと利便性をもたらした」と話しました。
企業の発展を紹介する外資企業と国内企業の代表
日本の投資状況を紹介する日中経済協会北京事務所の石井勝之副所長
さらに、外資企業と国内企業の代表が自らの発展を紹介し、日中経済協会北京事務所の石井勝之副所長も席上で、「開放政策によって以前は不可能だった領域で日本の独資企業が増えている。日立や富士通、トヨタなどのような世界トップ500社は中国への投資に対して強い自信を持っている」と語りました。
今回の促進会には駐中国大使館や、外国パビリオン、「一帯一路」沿線諸国からの代表など、およそ300人が参加しました。(張強)