北京
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李克強総理は24日、北京の釣魚台国賓館で、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事と会談しました。
李総理は会談で、今年1月から3月までの中国経済について「おおむね安定推移し、予想を上回るいい滑り出しだった」と述べました。また、IMFは最新の世界経済の見通しで中国の成長率を上方修正し、中国経済は好調が続くとの見方を示しましたが、これについて李総理は「当面の複雑な情勢から、中国経済は依然として下押し圧力があり、中国はやはり世界最大の途上国であると十分認識している。今後も改革の実施や開放の拡大、政府業務の簡素化、大規模な減税などで市場の活力を呼び起こし、こうした圧力に対応する方針だ」と述べました。
これに対してラガルド専務理事は、「1月から3月までの中国経済の成長率はかなりよかった。中国の経済成長は世界経済の発展につながると信じている」と述べました。(HJ 森)