北京
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全国人民代表大会常務委員会は20日、北京で定例会議を開き、薬品管理法修正草案およびワクチン管理法草案について再審議を行いました。草案は、法構造的に更なる改善がほどこされ、最も厳密な基準・厳格な監督管理と処罰・厳正な責任追及を以て薬品安全を確保することが強調された内容になっています。
全国人民代表大会憲法・法律委員会の叢斌副主任委員は、「修正草案は、主として薬品の販売許可保有者制度などに関する規定を定めるものだが、関連規定も薬品業界の発展と監督管理に合わせた更なる改善が求められる。薬品分野における改革の成果と有効策を法律に書き入れ、薬品全プロセス・全供給チェーンにおける管理基準に従って関連規定を整備し、現存する突出した課題を速やかに規範化していかなければならない」との提言を行いました。
薬品の異常な価格高騰と供給の不足は医薬品分野における深刻な問題であり、これまでも市民の注目の的となっていました。今回の再審議では、関連法律の改善が進められ、薬品価格の管理と供給の保障が強化されるということです。(怡康、む)