4月12日　金曜日

1時間目　4月中旬の北京の花見スポット

　3月中旬と下旬の桜の花見に続いて、この時期に楽しめる花は海棠です。北京で一番有名な場所は、元大都遺跡公園。ここには28種類、5千本の海棠の木が植えられています。そのほか、陶然亭公園、中山公園、北京植物園などでも海棠の花を見ることができる有名スポットです。

　海棠の花見と同時に、桃の花の花見も楽しむことができます。北京植物園では現在、桃花の花祭りが開かれています。伝統的な桃の花の品種のほか、新品種も相次いで開発されています。そのほか、北京東北部平谷区には面積1万4600ヘクタールに及ぶ桃畑があります。ここは中国最大で世界最大の桃畑として、毎年4月には国際桃の花祭りが開かれているほどです。桃の花の海を見たいなら、ここは見逃せない所です

　そのほか、この時期はチューリップ、杏の花も見ることができます。さらに、4月下旬と5月には、牡丹の花も顔を覗かせます。春爛漫の今の北京は、色々な花が咲き誇っています。皆さん、是非、花見に訪れてみてはいかがでしょうか。

2時間目　江蘇省蘇州呉江区の観光スポットとグルメ

　呉江区は蘇州南部にあり、東は上海、西は太湖、南は浙江省、北は蘇州の市街地と繋がります。面積は1176平方キロ、人口は83万人（2017年）。

　有名な観光スポットには、世界遺産に登録された庭園「退思園」、清の時代の商人の邸宅「師倹堂」が代表的です。現地の有名なグルメとして、壮元蹄（豚のもも肉の角煮）、もち米で作られた風枵茶をご紹介します。是非、お聞きください。（まとめ：任春生）