北京
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元駐中国米国大使のステープルトン・ロイ氏(右から一人目)マックス・ボーカス氏(右から二人目)
中国に駐在した経験を持つアメリカの外交官たちが6日、ニューヨークで開催された中国系アメリカ人組織「百人会(Committee of 100)」の2019年年次総会に出席しました。出席者らは、「米中関係の前向きな発展は変わらない。双方は対話を通じて段階的な問題を解決し、齟齬をコントロールしていくべきだ」との見方を示しています。
元駐中国米国大使と米国務長官補佐官の経験を持つステープルトン・ロイ氏は、「米中関係は十分に強固なものであり、すべての段階的な問題に耐えられる。双方の段階的な政策が両国関係にマイナスな影響を与えたとしても、齟齬は依然として把握できる範囲のものだ」と示しています。
また、中米間の貿易摩擦について、ロイ氏は、「双方の投資と貿易関係をより整ったものにするため、米中両国は双方が共に満足できる解決策の模索に取り組んでいる。これらの協議はとても重要だ」との考えを示しました。
元米国大使のマックス・ボーカス氏は、「絶えず変化が起こる世界情勢に直面する中で、両国はより多くの分野における協力を試すべきだ」と見ています。(殷、謙)