北京
PM2.577
23/19
タイ政府公報サイトによりますと、タイのマハー・ワチラロンコン国王が30日、「タクシン・チナワット元首相の国外逃亡は極めて不適切な行為であるため、彼に授与した勲章を全てはく奪する」と公表したということです。この公表の内容は、29日から正式に発効されています。
また、タイ士官予備学校校友委員会は26日、同じ理由でタクシン氏を校友名簿から削除しました。なお、タクシン氏の士官としての称号はすでに2015年に取り消されていたということです。
タクシン氏は2001年から2006年までタイの首相を務めましたが、その後、政変で倒され、2008年に一時期帰国したほか、長年海外逃亡を続けていました。2008年10月には、土地の違法購入により2年の禁固刑をとの判決を受けています。(怡康、謙)