北京
PM2.577
23/19
全国人民代表大会(全人代)に出席している香港特別行政区とマカオ特別行政区の代表は、政府活動報告の審議で、広東省・香港・マカオの『グレーターベイエリア』の開発について「国による支援はわれわれにとって発展への大きな機会となる。この機会を逃さず、強みを活かして開発を進めていく」と述べました。
全人代常務委員会の委員である香港特別行政区の譚耀宗氏は、「今年の政府活動報告で、香港とマカオが『一帯一路』の共同建設と『グレーターベイエリア』の開発という大きな機会をつかみ、それぞれの優位性を活かして、大陸部との互恵協力を深めることを支持すると示されている。これは香港の発展に方向性を示すものだ」との見方を示しました。
また、同じく香港特別行政区の葉国謙氏は、先ごろ発表されたベイエリアの開発計画について「香港、マカオ、広州、深センの4つの中心都市の中で香港をトップに据えており、香港の地位や役割が表れている」と評価しました。
また、マカオ特別行政区の施家倫氏は「ベイエリアの開発は重要な国家戦略である。マカオは、珠海の横琴と広東省、香港とともに協力モデルエリアを作り上げ、珠海とのつながりを強化していく」と語りました。(鵬、森)