北京
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23/19
李克強総理は5日午前、第13期全人代第2回会議の開幕会議で行った政府活動報告の中で、今年、企業の「資金調達難、調達コスト高」の問題の緩和に注力していくことを明らかにしました。その措置として、中小銀行を対象とした預金準備率の引き下げ幅を拡大し、市場に放出された資金がすべて民営企業や小企業・零細企業を対象としたローンに振り向けられるようにするとし、大型商業銀行の製造業向けの中長期融資とクレジットローンの拡大を奨励するとしました。また、今年の目標として、国有大型商業銀行の小企業・零細企業向け融資の30%増を目標として掲げました。他にも、銀行や仲介機関のサービス料金について見直しと規範化を行うことで、中小・零細企業の差し迫った資金繰りの状況を顕著に緩和させ、様々な資金調達コストについて目に見える低減を図ることを明らかにしました。(藍、む)