北京
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朝鮮の最高指導者金正恩(キム・ジョンウン)氏と米国のトランプ大統領による2回目の朝米首脳会談が27日夜、ベトナムの首都ハノイの高級ホテル「ソフィテル・レジェンド・メトロポール・ハノイ」で行われました。
両首脳は共に、今回の会談で前向きな成果を得ることに期待を示しました。金氏は「いつのときよりも多くの努力と忍耐が必要な時期を過ごした。今回は素晴らしい結果が出ると確信しており、そのために最善を尽くす」と述べました。これに対し、トランプ大統領は「シンガポールでの前回の会談と同じような、またはそれにも増した成功を収められるよう期待している。米朝両国はこれまでに多くの進展を遂げており、中でも最大の進展は双方の良好な関係である」と述べました。その上で、朝鮮が経済の潜在力を発揮することを支援したいと表明しました。
両首脳は26日にベトナム入りしており、今回の会談はハノイでの初の対面となります。双方は28日も会談を続け、朝鮮半島の非核化や朝米関係の鍵となる問題について意見を交わし、会談の結果を発表するとみられます。(鵬、森)