北京
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中国石油化学工業グループ(Sinopec) は25日、新疆ウイグル自治区のタリム盆地で、西北油田支社の順北油ガス田の順北鷹で掘削されている1号井戸がアジアで最も深い8588メートルに達したと発表しました。この深さはヒマラヤ山脈の高さに匹敵し、中国の掘削技術が世界最先端に達したことを象徴するものです。
この油田は地層が複雑であり、また底の部分の温度が非常に高いので、深さ8000メートルに達するとドリルが熱で軟化し、掘削が困難であるとのことです。
西北油田石油工程技術研究院は、テストや技術革新を繰り返した末、深さ8000メートルでの精密度の高い作業を実現したとのことです。(殷、森)