北京
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チャイナライフ保険の蘇恒軒総裁は22日、北京で、「向こう10年、中国は依然として世界で最もポテンシャルのある生命保険市場の1つだ」と述べました。また、一級都市で市場競争力が比較的弱化している問題についても、チャイナライフは、「3年計画」を制定し、大、中型都市の保険市場の活性化を狙うとの考えを示しました。
蘇総裁は、「大、中型都市では市場化に向けた改革を行う。これは主として弊社のマネジメントについての改革を実行する。こうした改革には、雇用体制、査定方法、報酬分配などが含まれる。また、私たちは更に投資を拡大する。これは、財務面以外に、研修や人材導入、ワークプレイス建設への投資などを、科学技術を用いることでサポートしていくほか、サービス面への投資も想定している」と語りました。
チャイナライフの去年の元受保険料収入は累計5362億元で、昨年同期比4.7%増となり、元受保険料収入では中国の保険市場で首位を占めています。一方で、地域別にみると、大、中型都市、とりわけ一級都市における市場競争力の弱化が指摘されていました。(RYU、む)