北京
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23/19
観光地として知られるイラン中部のヤズド州で今年、中国の旧正月(春節)期間中に、初の春節祝賀イベントが行われました。
報道によりますと、ここ数年の春節期間中に、ヤズド州は中国からの観光客で賑わっており、この動きにヒントを得た現地政府の担当者が、今回のイベントを初めて企画したということです。
市内のホテルでは、赤い提灯や、「福」の字が書かれた赤い紙などで装飾が行われたほか、食事会といったイベントが行われました。
ヤズド州で、文化遺産、手工業、観光業の分野を担当するフィロウザバディ氏は「我々が伝統的な新年を迎えるのと同様に、中国人も家族や友人と新たな1年を迎えている。この祝賀イベントで、中国の春節という慣習を尊重する我々の思いを伝え、中国人客に楽しんでもらうことができる。赤い提灯などの飾りに、皆さんへの幸せへの祈りを込めた」と述べました。(朱、謙)