米の朝鮮問題特使　6日訪朝へ

2019-02-05 15:22 CRI

　米国務院は4日、「朝鮮政策特別代表のスティーブン・ビーガン氏が6日に朝鮮の平壌（ピョンヤン）を訪問し、両国の第2回首脳会談のための調整を進める」と明らかにしました。

　米国務院はこの日に発表した声明で、「ビーガン特使は、朝鮮への訪問期間中、わが国との交渉を担当する朝鮮側の高官と会談し、金正恩（キム・ジョンウン）氏とトランプ大統領との第2回首脳会談のための調整を進める。また、去年シンガポールで行われた第1回首脳会談の期間中に両指導者が約束した内容の実施を促していく」としています。

　2018年6月にシンガポールでの第１回朝米首脳会談で調印されたコミュニケでは、トランプ大統領は朝鮮への安全保障の提供を、朝鮮の最高指導者である金正恩（キム・ジョンウン）氏は「朝鮮半島の完全な非核化」実現への尽力を、重ねて表明しています。（朱、謙）