北京
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23/19
中国共産党の機関紙である「人民日報」は、数回にわたり、旧正月の大晦日に放送されるCCTVの年越し番組「春節聨歓晩会」(春晩)の準備活動を報じています。
「人民日報」によりますと、「2019年春節聨歓晩会」はチャイナ・メディア・グループ(中央広播電視総台)の立ち上げ後、初の「春晩」で、「新時代を前進し、幸福の一年を」をテーマとしています。
特にコントは最も期待、注目されている演目です。今年は、人と人の信頼関係、消費者とサービス側の相互理解、市場における詐欺の曝露、形式的な官僚主義への批判といった作品が登場します。
歌曲や舞踊、ダンスなどの演目では、社会各方面の力が動員され、大勢の作曲家や作詞家が制作に加わりました。
また、伝統劇のコーナーでは、京劇をはじめ、河南省を中心に栄えてきた豫劇、浙江省一帯で人気の越劇、安徽省周辺で盛んな黄梅劇、広東語圏で根強い粤劇など、地方の伝統劇が登場し、地方色豊かな美や巧みなどが披露されます。
今回の「春晩」はトータルメディアによる放送に初めて挑みます。携帯での視聴では、CCTVが百度、TikTok(抖音)と連携して、多種多様な形で見られると同時に、携帯用の「お年玉(紅包)」を手に入れる機会が増え、より楽しめるようになっています。
さらに、5G技術を生かして、CCTVのホールや別会場の長春と深圳の様子も見ることができます。(朱、星)