北京
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米国の首都ワシントンにあるジョン・F・ケネディセンターで現地時間25日、民族楽器の演奏をふんだんに取り入れたミュージカル「三蔵法師は西へ」が演じられました。
このミュージカルは中央民族楽団の作品で、文化交流の使者とされた唐の時代の三蔵法師・玄奘が命がけでインドまで訪れ、尊いお経を持ち帰ったという物語です。ストーリーにあわせて民族楽器の簫や筝、琵琶、揚琴などが次々と登場し、音楽や役者の台詞、ジェスチャーで、登場人物に起きたことや感情を表現しており、役者自身が楽器を演奏していることが特徴です。
三蔵法師を演じた丁暁逵さんは、「困難に屈しない精神は今の中国人が持つべきものだ。米国の観客に中国文化を理解してもらい、シルクロード沿線各国の風情を味わってほしい」と語りました。
この催しは27日まで行われます。(藍、森)