北京
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養成センターで責任者の説明を聞く海外記者ら(撮影:黎萌)
「シルクロードの著名記者、中国を行く」と題するシルクロード沿線諸国を著名ジャーナリストが取材する一行がこのほど、新疆南部にある喀什(カシュガル)市の職業技能養成センターを見学しました。
学生らに質問をするアフガニスタン記者(真ん中)(撮影:黎萌)
取材ツアーに参加したのは、トルコやエジプト、アフガニスタン、パキスタン、バングラデシュ、スリランカの6カ国から来た記者で、養成センターの先生や学生らと突っ込んだ交流を行いました。
学生と交流するパキスタン記者(真ん中)(撮影:黎萌)
新疆ウイグル自治区は、暴力やテロを取り締まりながら、人権を保障する措置を講じています。職業技能養成センターの設立は、その点において重要な方法の一つです。テロリストや過激主義の影響を受け、犯罪の容疑があるものの処罰が免除された人たちはここで職業技能教育を受けています。
フリージャーナリストでもあるトルコのイズミルジャーナリスト協会のディクメン会長は、「取材ツアーに参加し、養成センターを見学したことは重大な意義がある」と指摘しています。
ディクメン会長は、「養成センターについて色々と言われているが、その中には、いわゆる『民族同化』との論調もある。しかし私が見たのは、かなりの規模がある校庭で、学生らは思想が変わりつつあり、教育を受けているということだ。学生らは、『当初、自由意志で養成センターに入ることを選んだ。ここで職業技能を身につけ、将来、自力で生活していくことを目指している』と教えてくれた。取材に応じた学生は自らの生活状況やセンターに満足している」と語りました。
また、アフガニスタン・カンダハルの「オルバンド週報」のアミリ総編集長は、「以前の報道によると、中国政府は暴力で一部の人を拘禁していると思っていた。今日ここで見たのは、まったく違う光景で、ここでは脅迫行為は見られず、いわゆる一つの学校のようなものだ。一部の学生を取材したが、みんな嬉しそうな顔をしている。最も重要なのは、彼らは技術と知識を身に付けているということだ。かつて持っていた過激思想が取り除かれ、問題を解決していることが一番印象的だった」と話しています。(藍、星)
絵画教室に興味を持つエジプト記者(撮影:黎萌)
学生に取材するバングラデシュ記者(真ん中)(撮影:黎萌)
校内の運動場前でリポートするトルコATVテレビ局の記者(撮影:黎萌)
教室で学生に取材するスリランカ記者(真ん中)(撮影:黎萌)
教室で出し物を見物する記者ら(撮影:黎萌)
裁縫を学ぶ女子学生ら(撮影:黎萌)
服装デザインを勉強する女子学生ら(撮影:黎萌)