北京
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国家宇宙局が中国の宇宙事業の発展を説明
月探査プロジェクトの副総指揮を務める国家宇宙局の呉艶華副局長は14日、北京で、探査機「嫦娥4号」の活躍で、第4段階の月探査活動と、宇宙の探査活動が本格的にスタートしたと述べました。今年の末には「嫦娥5号」による月のサンプル採取を行い、そして来年ごろには中国初の火星探査を行うとのことです。
呉副局長は今回の月探査機「嫦娥4号」について、「11日に着陸設備と探査車『玉兎2号』を分離し、互いに写真を撮りあい、鮮明な画像を地上で受信した。また搭載していた機器類も正常にデータを送信し、中継衛星『鵲橋』による通信も順調に進むなど、着陸設備、探査車、中継衛星すべてが予定通りに稼動した。そして探査段階に移り、月探査プロジェクトは無事終了した」と明らかにしました。(Mou、森)
「嫦娥4号」が撮影した探査車「玉兎2号」
「玉兎2号」が撮影した「嫦娥4号」