北京
PM2.577
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中国の月探査機「嫦娥4号」が3日午前10時26分、月の裏側である東経177.6度、南緯45.5度付近に予定通り着陸し、中継衛星「鵲橋」を通じて神秘のベールを脱ぐ写真を送信しました。月は常に同じ面を地球に向けているため裏側は地球から見えず、月の裏側に探査機が着陸したのは世界で初めてのことです。
「嫦娥4号」は着陸後、「鵲橋」による通信接続を通じて、ビームアンテナなどによる作業を行いました。
今回の「嫦娥4号」の活動は、国内外の科学者に宇宙探査の機会を与えるものです。「月の裏側の南極付近にある、巨大な天体の衝突で発生した『フォン・カルマン・クレーター』の中の物質は、月や太陽系の起こりを研究する上で大変意義があるものだ」と見られています。(殷、森)