北京
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インドネシア国家防災庁が25日に明らかにしたところでは、インドネシア西部にあるスンダ海峡で22日夜に発生した津波による犠牲者が429人を数えている他、避難者数も1万6千人を超えており、今もなお懸命の救援作業が進められているということです。
国家防災庁の発表では、現地時間25日13時現在の被害状況として、犠牲者429人、負傷者1485人、行方不明154人が確認されているほか、1万6千人が避難を余儀なくされているということです。このほかにも、家屋882棟、ホテル73社、レストラン60店舗が倒壊し、船舶434隻が破損しているということです。現在、2000人余りの軍警察、救援者とボランティアが陸上と海上から緊急救援を展開していますが、一部の被災地では、重機が足りないほか、飲料水、食品、テント、毛布などの生活必需品も不足しているということです。
なお、被災状況をここまで広げた原因として、インドネシアには津波警報システムが構築されていなかった点が挙げられています。(Yan、む)