北京
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国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)に参加している中国金融学会グリーン金融専門委員会の馬駿主任は5日、「世界の気候変動に対応するため、中国はグリーン金融と国際協力を積極的にリードしている」と述べました。
グリーン金融について馬主任は「定義、奨励メカニズム、公開および商品化の主な分野において、中国はリードしている。5年前からすでにグリーン信用貸付の定義が存在する中国は、国家レベルで初めてグリーン債権の定義を定めた国だ。2016年にはG20グリーン金融研究チームの設立を提案し、20カ国全員が参加を表明した。この研究チームの共同主席は中国とイギリスが担当している」と指摘しました。
2017年末に、フランス銀行、中国人民銀行、イングランド銀行、ドイツ連邦銀行を含む8つの中央銀行と監督管理機関が、新たな国際プラットフォームを共同で立ち上げました。このプラットフォームとは、中央銀行が監督管理の役割を果たすグリーン金融ネットワークで、中央銀行と監督管理機関のグリーン金融面における協力と取組みを促すものです。1年間で、メキシコやモロッコなどの発展途上国を含む国が加盟したことで、加盟国は21カ国まで拡大し、今後はグリーン金融の発展を促進する非常に有力な国際組織になると見込まれています。(RYU、謙)