北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席は、4日から5日にかけて、ポルトガルを公式訪問します。ポルトガル各界は、8年ぶりの中国元首の訪問を待ち望んでいます。
訪問を控えて、ポルトガル・中国世代友好連合会のラマーリョ会長は「習主席の今回の訪問は両国関係の更なる発展を図る戦略的な一歩であり、両国間協力および両国国民の友好関係に大きく寄与するだろう」としました。また、「今回の訪問により、経済貿易協力は当然のこと、科学技術分野においても、新たな協力の可能性がもたらされるに違いない」と期待を寄せました。
近年、ポルトガルと中国との経済貿易協力は急速に発展し、統計によりますと、過去数年間で中国のポルトガルへの投資額は90億ユーロに上り、欧州連合(EU)の中では中国にとって5番目の投資先国になっているということです。
また、ミレニアムBCP (ポルトガル商業銀行)のアマド頭取は今回の訪問について、「特に経済貿易分野において、中国からの投資が継続し、更に増えることを期待している。習主席が訪問を通じて、中国企業のヨーロッパ進出に際してポルトガルが素晴らしい切り口であることを確認してほしい」と語りました。(閣、星)